2012/12/16

~折り紙で干支飾り~第63回荒屋悠々サロン

昨日(12/15)、荒屋会館において第63回荒屋悠々サロンが開催されました。
今回は千坂地区社会福祉協議会西田稔会長(千坂校下町会連合会長)と千坂児童館元木千明館長(千木親和町会長)のお二人が、悠々サロンの運営・開催状況について強い関心を寄せられ、今回初めて見学に来られました。
西田会長が挨拶に立たれ、「ここに来ておられる皆さんは想像していたよりお若い方が多い。スタッフの皆さんの理解と協力によって校下では他に先駆けて開催されており、スタッフの皆さんに拍手を送りましょう、とねぎらいの言葉をいただき、今後の千坂校下の各町会にもこうした活動の広がりを期待したい。」と述べられました。

千坂地区社会福祉協議会
西田稔会長の挨拶
続いて千坂児童館元木千明館長が挨拶に立たれ、「開催時間が1時からと思い、ここへ来たら1番乗りだった。千木親和町会も高齢化が顕著となっているので、悠々サロンのような活動を導入したいと考えているので、開催状況を見学して今後の参考にしたい。」と述べられました。
千坂児童館元木千明館長の挨拶
このお二方には、ご多用中にも関わらず最後まで熱心に開催状況を見学され、干支飾りの製作にも加わっていただきました。
今回は最初にふくひさ包括支援センターの協力を仰ぎ、薬に関して~種類 正しい服薬に関する知識~をテーマにした講演が行われました。
薬剤師による薬に関する
わかりやすい講演
講演内容が身近な薬の話なので参加者の関心が高く、対話しながら進められ多くの質問にも応じていただきました。
このあと、中屋顧問から健康寿命と平均寿命の差は一体何なのか等について、読売新聞社の社説を取り上げて説明が行われました。

毎年、12月の悠々サロンでは翌年の干支飾りの製作を行っています。今回は折り紙で巳の飾りを製作しました。

創作折り紙の大家、庄田先生には都合により来られませんでしたが、代わりに中田絹子講師が指導に当たられました。
来年の干支は巳、
干支飾りのサンプル
お気に入りのデザインを
この中から選んでね
紙を半分に折ってから
上部を三角に折ってね
できたよー
こっちもできたよー
色紙にサインを記して出来上がり。ちなみに西田会長、元木館長の作品も出来栄え上々でした。

干支つくりが終わり、11、12月生まれの方3人の誕生会が行われました。happy birthday to youを合唱して誕生日をお祝いし、赤飯が贈られました。
このあと、滑舌体操で舌の回りを滑らかにする運動が行われ、最後にいいね金沢健康体操を行い63回荒屋悠々サロンが終わりました。
「いいね金沢健康体操」
を元気よく
ご出席いただいた西田会長、元木館長に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

2012/12/08

2012荒屋団地福寿会の忘年会

荒屋団地福寿会は、12月6~7日にかけて平成24年忘年会を山代温泉加賀屋宝生亭で開催しました。
今回の参加者は17名(男5、女12)と昨年より5名下回りました。折角申し込みしたものの、予期しなかった体調不調に見舞われ、やむを得ず参加を断念した方が2名も。

ホテル差し回しのバスで宿泊場所に向かう途中、加賀市橋立町に位置する北前船の里資料館を見学する行程が採り入れられました。
9月6日福祉バス研修旅行で北前船で富を築いた銭屋五兵衛記念館を訪れましたが、橋立町は北前船主が42人と多く住んでいた町として有名です。
荒れ模様の中、資料館付近駐車場に到着
往時の隆盛を彷彿させる豪勢な資料館の塀垣
北前船の里資料館玄関口
資料館の建物は明治9年、旧北前船主、酒谷長平が建てたもので、江戸時代から明治にかけて、
6隻の船を所有し巨額の富を築きました。このような船主が42人もいた橋立町は公開されていない豪邸が連坦し、当時の繁栄ぶりが偲ばれます。
オエと呼ばれる30畳敷の大広間
名調子で説明のガイドさん
名ガイドにより館内を詳しく案内説明していただいたお陰で、北前船とは大阪と北海道を荷物を積んで運搬するだけではなく、寄港地ごとに商品を仕入れと販売をする商売の形態をいうことと知りました。
一航海2億円、所有船6隻、年間利益12億円、現在の不景気さからは想像を絶する巨額の利益をもたらしていたことになります。明治になり橋立の船主組合が小学校を寄付したり、現在の金大の前身となる学校も寄付したとか。凄じい財力と船主の公徳心に感心しました。

その資料館を後にしてホテルに到着。
開宴は6時。小谷内会長の挨拶、中屋顧問の挨拶があって、中山町会副会長により乾杯の音頭が発声され宴に入りました。
中山町会副会長による乾杯
楽しく語り合う
カラオケを楽しむ
会長と会話が弾む
デュエットもあり
踊りもあり
かくして参加した誰もが満足する3時間に及ぶ大宴会となりました。
池田さんによる中締め
翌日、帰路の途中に道の駅「こまつ木場潟」に立ち寄り、野菜やお土産などを購入しました。


道の駅「こまつ木場潟」
午前11時、無事帰着しました。

福寿会では以上のとおり、この忘年会により「絆」 をさらに強固なものにすることができました。
支え合い、助け合いのあるまちづくりには、こうした行事が最も寄与するところです。
60~70歳の未加入者の皆さん、「まだそんな年ではない!」とおっしゃらずに、是非ご加入をご検討してください。

2012/12/01

廃棄物対策推進員の施設見学会

昨日(11/30)、金沢市から任命されている廃棄物対策推進員のごみ処理やリサイクルについての理解をより一層深め、ごみの正しい分別や推進員の活動に役立ててもらうことを目的とした施設見学会が開催されました。
千坂校下では任命されている2名の推進員が参加しました。
市役所前を9時30分に出発し、最初は金沢市西部環境エネルギーセンター(東力町)に向かいました。
今年3月に完成した西部環境エネルギーセンター
本施設は138億円を投じてダイオキシンなどの有害ガスの除去率を高めるなど、公害防止に万全の処置が採られ、ごみ焼却に伴い発生する熱を利用し、効率の高い発電を行うことで、循環型社会に寄与する施設となった金沢市が誇る素晴らしい施設です。
施設の概要等について受講
施設概要の説明を受け、2グループに分かれて館内を見学しました。
ガラス越しに発電設備を見学
制御管制室
設備の制御は昼夜2交代2人体制でこのコントロールルームで行われています。
本施設は一般市民に見学できるように配慮されているので、是非一度訪れてみてください。
この見学を終え、富山市エコタウンに向かいました。
昼食は新湊きっときと市場に寄り道しました。
新湊きっときと市場
広大な空き地の真っただ中にその市場があります。関西方面からの観光客で賑わっていました。
レストランきっときと亭
氷見ぶりのさしみが人気だが、時間がかかるのでご注意を。
昼食後、富山市エコタウンに向かいました。
富山市エコタウン位置・概要図
エコタウンの一角に位置するエコタウン交流推進センターでタウン全体の説明を聞きました。
受講模様
ごみのリサイクル企業7社がこのエリアに集積され、富山市エコタウン産業団地が形成されています。富山市のリサイクル事業重視施策に感嘆するとともに、このような関連企業が集積する産業団地が民家に隣接していることも、一般市民の理解があればこそ設置ができたと感心するところです。
団地内は非常に広大で、バスで移動しながら2社を巡りました。
プラスチックごみリサイクル処理場
生ごみリサイクル処理場
どの施設も大規模なもので、国内でも最先端技術が導入されています。
特に驚いた施設では、生ごみを発酵させてメタンガスを製造し、企業に売却しているシステムでした。
処理する生ごみは分別不要、設備が自動的に仕分けする機能を有しており、今後、全国各自治体で本方式が導入される見込みとのことでした。
本施設見学をとおして、たかがごみ、されどごみの思いが強くなりました。

2012/11/29

公民館長の叙勲受賞祝賀会

去る11月27日、ANAクラウンプラザホテル金沢において午後6時30分から、平成24年秋の叙勲「瑞宝双光章」小藤典行氏受賞記念祝賀会が開催されました。
奥田、馳両衆議院議員(現在では前)、谷内県議、田中、麦田両市議会議員の来賓を含め、参加者は69名の多きにのぼりました。
当町会関係では田上町会長ほか4名が出席しました。(このほか谷内県議、晴武民謡会の唄い手として中山副会長が出席)
会場には証書と勲章がセットになった立派な額が掲出されていました。
証書と勲章が収められた額
このようなおめでたい祝賀会に参加できる機会を得ることができたのは、小藤さんが千坂公民館長を勤められていて、たまたま町会長や校下諸団体に所属していたおかげで、一生に一度あるかないかの幸運の巡りあわせだとの声がありました。
司会者は元木町連副会長が担われ、素晴らしい進行が行われました。
小藤典行氏が万雷の拍手の中で入場され、祝賀会の幕が切って落とされました。
世話人代表西田町連会長の挨拶
この後、来賓の皆様から挨拶が行われ、記念品と花束の贈呈と進み、千坂公民館長小藤典行氏の挨拶がありました。
にこやかに挨拶される小藤館長
千坂小学校下川秀一校長が乾杯の音頭を発せられてから祝宴に入りました。
晴武民謡会蓑輪さん(前町連副会長)の黒田武士
アトラクションとして前町連副会長・柳橋町会長の蓑輪勇紀雄さんが主宰されている晴武民謡会
の皆さんによる民謡5曲が唄われ祝賀会を大いに盛り上げていただきました。
11月4日開催した当町会の文化祭でも美声を聞かせていただいた皆様方です。
総勢69名による祝宴
和やかな雰囲気の中で、司会者がテーブルスピーチをする人を指名させていただくと案内され
筆者がトップにそれを求められ、冷や汗三斗となりながらどうにかスピーチを終え次の指名者にタッチすることができました。
菊沢裕副館長と公民館委員の皆さんによる中締め挨拶
呼吸ぴったりで3本締めが決まった瞬間
以上のとおり、めでたく受賞記念祝賀会が滞りなく終了しました。
このように千坂校下の各諸団体の熱気が溢れ、結束力の強さが示されました。
今後ますます校下の発展が約束される祝賀会の模様でした。
最後に開催に当たり裏方さんのご尽力に感謝申し上げます。

2012/11/23

千坂小学校へ「昔遊び」のボランティア

昨日(11/22)、千坂小学校において、児童と地域住民が昔遊びをする行事が開催されました。
事前に昔遊びをするボランティア協力者を、全児童の父兄と地域の諸団体を通じて募集が行われました。
その結果、40名前後の協力者があり、お手玉、メンコ、ビー玉、紙飛行機、あやとり、まりつきの「名人」にまつりあげられて遊び方を指導しました。遊びの種目で昨年まであった「けん玉」がボランティア応募者の中に〇印を付けた方が皆無だったため、今回取りやめになったようです。
当町会では5名(男2、女3)が参加しました。
外で遊ぶ子供たちの姿を見かけることがほとんどなくなりました。家で何をしているかといえば、ゲームに熱中。
友達が遊びに来てもお互いがゲーム機と睨めっこしているだけで、友達と一緒に遊びに興じた吾々の年代には異様な光景に映ります。これでは心のコミュニケーションがない状態で成長し、社会人になって対人関係に問題が発生する懸念が持たれます。
そんな中、地域住民が昔の遊びを子供たちに教える機会を作っていただきました。ボランティアの皆さんはとてもいきいきとして、昔の遊びの極意を児童の前で披露され、名人技に目を輝かせて見とれた後、自分たちもはしゃぎながら昔遊びにチャレンジしていました。
ボランティア控室で
控室で児童代表がよろしくお願いしますと挨拶がありました。

昔の遊びを教えてください
小生が割り当てられた種目は紙飛行機。
教室に入ってきた15人の児童と紙飛行機を作りました。児童に色紙が配られ、それをどのように折るか手順を示したところ、正方形の色紙で折るのが初めてだったことから、途中で折り方を変えなければならなくなりました。先生に広告チラシが最適なのですがと伝え、準備してもらい最初から折ることにしました。
完成したので「飛ばしてみよう」と云ったところ大歓声があがりました。
40分で2グループを指導しましたが、もう少し時間があれば・・・・と感じました。

また控室に戻り、児童がお礼のメッセージを書いているのでしばらく待っていてくださいと案内がありました。やがて児童がリボンがかけられた封書を持ってきてくれました。紙飛行機を作った児童からお礼のことばを書いた手紙が入っていました。
「家に帰って作ってみたいです。ありがとうございました。」
ボランティアに参加した甲斐があったと感ずる幸せのメッセージがたくさんありました。
さて、ボランティアに参加した全員に60周年記念として作成された「下敷き」が配られました。
その表に千坂小学校全景、裏面に全児童の集合写真が。
出来栄えがとても素晴らしいのでご紹介します。
千坂小学校全景
心当たりの児童を探してみよう
地域住民と児童との心温まる交流がありました。5年前からこのような機会を設けていただいた学校当局にお礼と感謝を申し上げます。

2012/11/18

「荒屋団地50年を振り返ろう」第62回荒屋悠々サロン

昨日(17日)、荒屋会館において第62回荒屋悠々サロンが開催されました。
今回は、4日に開催された文化祭のアルバム(実行委員会作成)を見ながら、その模様が紹介されました。
サロン参加者の中でクラフト作品を出品したり、生け花の創作出展、大正琴演奏者の一人であったり、歌謡発表会に出演したりした人たちが大勢おられました。
町会の文化活動がこのように活発に行われていることを改めて認識することができました。
また、文化祭で出展された町会50年の変遷記録写真を一枚づつ大型スクリーンで紹介したコーナーでは、当時の思い出話に花が咲きました。
50年前の自分の姿や近所の人の姿を見て、話題が盛り上がりました。
この後、「紅葉」、「千の風になって」、「旅愁」などを合唱しました。
合唱の次には、高倉健氏の随筆を朗読するコーナーがありました。
俳優高倉健の随筆朗読
自分の母親の遺骨を「かじる」という行為が語られ、皆さんは驚きの面持ちで聞いておられました。
親子の情愛の深さゆえの心境も語られました。
次に、脳の活性化、嚥下力向上に効果があるとされる滑舌体操が行われました。
「長生き音頭」を元気よく歌おう
長生き音頭の作詞者はご存じ金沢芝すしの先代社長。この歌が全国の老人介護施設で大人気となっているようです。
久しぶりに金沢望郷歌を合唱
この写真は、毎回開催される際に出番となる町会専用のパソコンです。
このパソコンは金沢市から悠々サロンに交付された補助金と町会負担金を1/2づつ出し合って購入されたものです。
このように有効利用されており、町会専用のパソコンはあらゆる活動に最大限活用されています。
最後に、いいね金沢健康体操が行われ閉会となりました。
次回では、11月、12月生まれの方の誕生会と来年の干支づくりを行うので、是非参加されるよう呼びかけがあり、今回の荒屋悠々サロンが終わりました。

2012/11/05

町会50周年記念「文化祭」華やかに挙行

昨日(11/4)、午前9時から千坂公民館大ホールにおいて、荒屋町住宅団地町会が主催した町会50周年記念「文化祭」が厳かに、華やかに開催され、160名を超える多数の参加者で終日賑わいました。
前日午後4時から町会役員、全班長、実行委員の総勢30数名が荒屋会館に集合して機材積み込みに取り掛かり、4時30分から公民館で会場設営作業が開始されました。
公民館の舞台はこれまで殆ど使用されなかったため、ピアノ、テーブル、イス、折り畳み式舞台、各種パネル等の格納スペースとして倉庫の代わりに使われていました。その材料を実習室に移動させ、業者の展示パネル組み立てが終了するまで待機しました。
パネル設置作業が終わり、各展示品の飾りつけ、生け花創作にかかりました。
展示品飾りつけ
並べ方に工夫をこらして

会場右側展示物
会場左側展示物
式場設営完了
来客を待つばかりの公民館玄関

午前9時、盛田実行委員会副委員長により開会宣言が行われ、式典に入りました。
盛田副委員長による開会宣言
田上町会長挨拶
予定時間を繰り上げて馳衆院議員の祝辞
 辰巳ダム完成式典が予定されているため、馳衆院議員が表彰式に先立って祝辞を述べられました。この後、町会功労者並びに荒屋っ子:絵画コンクール入選者の表彰式が執り行われました。
 
町会功労表彰受賞者
絵画コンクール受賞者
この後、受賞者の代表から謝辞が述べられ、中村県議をはじめ来賓の皆様から祝辞を賜りました。
以上を以って滞りなくセレモニーが終了し、第2部歌謡・舞踊ショーが始まりました。
総勢9名による愛ちどり会一座の熱演
むらさき雨情
愛ちどり会が文化祭に協力されて、唄に踊りにと多彩な演出で観客を喜ばせてくれました。
続いて晴武民謡会の皆さんによる民謡が11曲繰り広げられました。
帆柱起こし音頭
 晴武民謡会では、小道具を持ち込まれて民謡の雰囲気を盛り立てていただきました。
この後、町内有志による歌謡発表会が開かれ、大きな拍手と声援が飛び交いました。
熱唱!おんなの山河

飛び入りで金沢望郷歌のコラボ

最後に町会長が金沢望郷歌を一緒に歌いませんかと会場に呼びかけ、4人で素晴らしいコラボが出現しました。
次に、フジ大正琴琴修会金沢中央支部6名の皆さんによる6曲の演奏がありました。最後の「ふるさと」演奏では会場で大合唱が湧き上がりました。
町内の奏者も加わって
大正琴演奏会が終わり、最後の楽しみであったビンゴゲーム大会が賑やかに行われました。

ビンゴになった人いませんか!


うーん惜しいなぁ

50周年を祝う文化祭がかくも盛大に開催され、町会史に新たな歴史が刻みこまれました。
町会による町会のための文化祭を盛会裡に終えることができ、町会執行部、実行委員会とも心底から安堵しております。
荒屋町住宅団地町会は今日から100年の歴史に一歩を踏み出しました。その歩みは「絆のある地域社会の構築」を目指して力強く進むことに間違いないでしょう。
本文化祭開催にご協力いただいた皆々様に心から感謝を申し上げます。