2018/10/29

町会応援団60名が大声援!第4回金沢マラソン

第4回金沢マラソンが昨日(28日)開催され、荒屋団地町会は千木交差点付近の応援スポットで60名が、駆け行く1万3千人のランナーに熱き声援を送り励ましました。
町会は応援スポットまで希望者20数名の輸送に役員等の車数台を用意し、午前8時30分に出発して現地に赴きました。
応援スポットに町会応援団が集結
集会所からイス20脚と、メガホン、応援棒、手袋等の応援グッズが運搬され、トップランナーを今か今かと待ちました。待つこと約1時間、小雨がぱらつく中、9時58分頃トップランナーが応援団の前を駆け抜けていきました。

2位、3位、続々とランナーが通り抜けた
取材中のオートバイ
徐々に集団のランナーが駆けてきた
この場所での応援は4回目、昨年はかなり強い雨が降っていましたが、今回は傘をさす時間はそんなに長くはありませんでした。
そのうち道幅一杯になってランナーが走って来るようになり、こちらの車線にもランナーが走りました。
大声援を送るとランナーが笑顔でハイタッチに応じてくれるようになりました。
中国からやってきたランナーがハイタッチ
声援に応えるランナー
途切れない声援を送った
荒屋団地町会応援団はとても元気!
10時前から始まった大声援は、所定時間の12時20分まで途切れることはありませんでした。
スタート地点の様子(北國新聞)
組織委員会からのお礼メッセージ


町会はマラソン応援の人数が60人と指定されていたので募集をかけたところ、申し込みは20数名にとどまったことから、町会長のメール作戦が駆使され、その結果、所定の60名ぴったりの応援団が結成出来ました。
今回は参加者全員に弁当とお茶が支給されました。

お陰様で選手の皆さんに大声援を贈ることができました。皆さん、本当にご苦労さまでした。厚くお礼申し上げます。


2018/10/21

たけふ菊人形と平泉寺白山神社めぐり  

昨日(20日)、荒屋団地シニアクラブの一行27名が、協和工業前から午前8時過ぎに大型観光バスで「たけふ菊人形」の開催地に向け出発しました。
今にも降りそうな空模様ながら結果的には傘は不要でした。

6月の研修旅行は井波瑞泉寺や越中おはら方面でしたが、年2回の研修旅行に利用する観光バスの経費は市の福祉政策で大半は補助金で賄えるので非常にありがたい制度です。
数年前までは市役所でくじ引き、なおかつバスの利用時間が制限され午前9時から午後4時まで、走行距離の制限もあり老人会にとっては厳しい制度でした。

さて、バスは順調に走行して10時前後に越前市武生中央公園に到着しました。
市役所にバスに何人乗ったか証明する写真を提出しなければならないので、集合写真を撮影しました。

皆さん、楽しそうです
撮影を終えて開催場所の武生中央公園に入場しました。


開場は菊の花で埋め尽くされていました。おびただしいプランターに植えられた菊。どのようにして育てたのか涙ぐましい努力が詰まっているのだろうと思いをめぐらせました。


文化ホールを目指して
入口からOSK歌劇団の会場である越前市文化ホールまではかなりの距離でした。入口に入って入場しようと思った時、「団体入場券はここには置いてないので、公園入口の事務所でもらってきてください」と告げられた盛田会長は、また来た道をUターン。これだけ迷惑をかけているのに、従業員から一言のお詫びの言葉がないのがおかしいなぁと感じました。

ともあれ、OSK歌劇団のレビューを鑑賞するのは初めての経験でした。


舞台照明がとてもきれいでした。ラインダンスも素晴らしいものでした。

観客席もかなりの客で賑わっており、39回も続いているレビューはとても好評のようで感心しました。
今年の菊人形は「西郷どん」。毎年大河ドラマをテーマにしているようです。


それにしてもこの武生中央公園の広さは半端ないものでした。
まるで遊園地のよう
菊人形を堪能して昼食の越前そばの里に向かいました。

入口でおみやげ商品のPR
新そば製造室
新そばがとても美味しかった!

昼食が終って館内のおみやげ売り場巡りとなりました。
そこを出て、次の目的地平泉寺白山神社に向かいました。開通したばかりの中部縦貫自動車道を快適に走行し勝山ICでおりて一般道を走行。勝山城を通り過ぎ細い道を20分程走行して駐車場に到着しました。

参道は広い

河原石を使った石畳道は中世のものとしては国内最大規模。境内の道路の大半は石畳道で、石組みの側溝など、技術的にも当時の日本の最先端だったと考えられています
「苔寺」としても有名
奥社でお参り
プロが撮影した奥社の佇まい
この奥社は正式には御前峰御本社 といいます。
白山の主峰である御前峰の神を祀り、見事な昇り龍と降り龍が軒を支えている。現在の建物は、寛政7年(1795)に、12代福井藩主の松平重富が寄進したものだといいます。

最後に福井市内の安田蒲鉾店へ向かいました。

たくさんお土産を買った
工場見学の予定でしたが、時間的に到着が遅かったので作業が終了しており見学は取りやめとなりました。
試食で腹ごしらえのようになりましたが、ここから帰路につきました。途中、尼御前SAでトイレ休憩の後、午後6時前に荒屋町に無事到着しました。皆さん、お疲れ様でした。

2018/10/16

三文豪の世界に触れる 第130回荒屋悠々サロン

金沢には近代文学史に名を連ねる著名な3人の作家がいます。徳田秋聲、泉鏡花、室生犀星です。金沢では親しみと敬意を込めて「金沢の三文豪」と呼んでいるところです。
7月に開催された悠々サロンで、「七稲地蔵」の朗読が行われましたが、その際に三文豪の記念館に行ったみたいと言う声が上がったので、昨日(15日)午前9時、参加者21名がマイクロバスに乗り込み、最初は白菊町の室生犀星記念館に向かいました。



三文豪の作品は、明治・大正・昭和の近くて遠い時代の人たちの生活の様子や生き様をも教えてくれます。三者三様の個性は育ってきた金沢での環境に強く影響されており、三文豪の世界に触れることで、ひと味違った角度から改めて金沢を知ることにしました。
室生犀星記念館に到着
室生犀星記念館は犀星の生家があった場所に建てられ2002年8月1日(誕生日)にオープンしました。場所は市内中心部の静かな住宅地の中にあり落ち着いた所です。
吹き抜けの壁には、グラフィックで作られた初版本の表紙が、下から上に向かって年代別に展示されています。1918年(大正7年)の「愛の詩集」から亡くなった1962年(昭和37年)の「好色」まで、その数は160冊余りにのぼります。


160冊が年代別に展示されている
2Fの展示場
執筆していた机や火鉢など愛用品が展示されていました。骨董品が好きだった犀星だけあって、その机も側面に彫刻の飾りがある凝った感じのものでした。
見学を終えて集合写真を写しました。


次に向かったのは尾張町の泉鏡花記念館。裏通りの細い小路に玄関口がありました。
この記念館に足を踏み入れると、泉鏡花(1873~1939)を知らない人でも、感覚的にその世界が体験できました。鏡花の人気は、生前から今もなお途切れることなく、舞台や映像、マンガをはじめ、広くはアメリカ、ヨーロッパにも熱心なファンがいるようです。多くの人たちを引きつけて止まないそんな「鏡花の世界」とはどんなものなのでしょうか?
記念館の入口
泉鏡花の記念館前で



館内は写真撮影禁止となっているため写真がないのが残念。

最後は東山町の大通りに面した駐車場でバスを降り、犀川左岸を歩いて徳田秋声記念館に向かいました。
天気も上々、景色も上々
川端康成に「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋聲に飛ぶ」と言わしめ、田山花袋や島崎藤村らとともに自然主義文学の担い手となったのが徳田秋聲(1871~1943)なのです。

秋聲は「女性を書かせては神様である」と言われています。館内には「かび(正しくは漢字表記)」「あらくれ」など5つの代表作品のヒロインを和紙人形にした「人形シアター」があり、5人の女性が映像とともにドラマチックに紹介されていきました。

館内の収蔵品は約3000点ですが、ここにはその中から選ばれた代表作の初版本や自筆の原稿、師・尾崎紅葉の朱が入った原稿など、リアルな作家活動の様子が伺える貴重な資料が展示されていました。
最後の記念館
3つの記念館巡りを終え、町内のレストランで昼食会となりました。

ランチにしてはボリュームたっぷりの料理が次々に
今日の三文豪記念館巡りに全員が満足した
悠々サロンが開設されて13年目となりました。今回で130回目の節目でしたが、バスで出かけたのは初めてでした。スタッフ一同、これからも皆さんに満足していただける運営に努力してまいります。隣接の町内の皆さんを含めて、サロン参加者を常に受け入れますので積極的な参加をお願いいたします。

2018/10/14

一搗きごとに強くなった絆 第10回荒屋団地町会餅つき大会

今日(14日)は朝から晴れ渡り、絶好の餅つき大会になりました。平成21年から始まった餅つき大会は今回で10回目となりました。初回は児童公園で開催の予定でしたが、あいにくの雨で急遽公園隣の高林宅のガレージをお借りしての開催でした。
餅つき大会は準備、実施、後片付けと大変な段取りが必要になります。それでも10回目ともなればそのノウハウが蓄積され全て順調に作業が流れました。

午前8時から、餅つき準備担当者に指定された町会役員&班長・シニアクラブ役員・交友会の皆さん・子供会育成委員・各種同好会代表等が荒屋会館に集合し、玄関前においては蒸籠(せいろ)やガス機器類のセッティング、臼、杵の据え付けが開始され、1階ロビーと2階和室に搗いた餅をまるめる作業台の配置、3階では餅を食べながら談話するテーブルの配置作業が開始されました。

3段重ね蒸籠の準備

臼、杵、手桶等の準備完了

40分の蒸し時間でいよいよ餅つきの準備

10時開会だが、予定時間前に一臼目開始!

搗き終わった

ちぎって丸めて、きな粉と胡麻の餅を作る(1Fの作業)

2Fではパック詰め作業
 所定の開催時間10時になって、中山町会長のあいさつ、土居本実行委員の餅つきの要領について説明があり、子どもさんや一般の参加者が徐々に増えていきました。

餅つき風景に見入る子供たち

3Fでは高齢者や子供たちが餅を食べた
 毎回、子ども達にはお菓子が配られますが、今回は千坂校下社会体育大会が雨のため中止になり、各町会に賞品類が配付されたので、そのお菓子を子供たちに配ったところ、大はしゃぎしながら喜んでいました。

餅つき体験で大喜び

高学年ともなれば中々上手

たのしいなー

最後の6臼目
 日頃滅多に顔を合わせることがない大勢の子供たちや、餅を食べながら談笑する機会は町会のコミュニティ強化に絶大な効果があります。また、大勢のスタッフが餅つきを通じて顔見知りになることも大きなものがあります。この積み重ねの「人と人との繋がり」は、そうでない地域とは大きな差ができます。予算額は決して大きくはありません。費用対効果はとても大きいものがあります。
また、この餅つき大会は石川県社会福祉協議会の補助事業に登録されており、毎年、一部経費の補助が行われています。



野田副会長による閉会のあいさつ

皆で協力して後片付け

臼、杵、バケツ等の洗浄作業
今朝7時から一斉美化清掃ディが行われ、大勢のボランティアが参加されました。先週はお助け隊のメンバーが中心になって、市道やバス通り、17班の道路歩道の除草が行われ、すっきりとした街並みとなりました。本餅つき大会を含め、町会行事に積極的にご協力をいただき厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。