2019/08/18

朗読 蜘蛛の糸(第140回荒屋悠々サロン)

昨日(17日)午後1時30分から荒屋会館において、第140回荒屋悠々サロンが開催されました。この開始直前まで、星稜対智辯和歌山の実況放送中であったので、予定時間直前までテレビで観戦しとても盛り上がりました。

さて、今回はスタッフによる芥川龍之介作「蜘蛛の糸」の朗読から始まりました。



この物語の主人公は、犍陀多(カンダタ)という大泥棒。地獄に落ちた彼の前に、お御釈迦様が現れます。彼が以前に蜘蛛を助けていたことから、お御釈迦様によって救いの手が差し伸べられるのです。それにすがる彼ですが、同じく地獄に落ちた者たちも救いを求めて……というのがあらすじ。

知らない人はいないといっても過言ではないであろう、教科書にも載っている名作です。

そんな彼の前に、仏陀(お釈迦様)が現れます。仏陀は彼の苦悩を見て、1本の蜘蛛の糸を垂らすのです。
カンダタが糸を掴むと、糸によって彼は上へと上がっていきます。しかし彼の後から、地獄の亡者たちも糸を掴んで上がってきていたのです。彼の意識は、上から下へと変わっていき、やがて仏陀を信じ仰ぐ心さえ薄れてきました。


糸が切れることをおそれ、彼は「来るな、この糸は私のものだ」と叫びます。すると突然糸は切れ、地獄の亡者もろとも、彼は再び奈落の底へと落ちていったのです。
「自分さえ助かれば」という気持ちが仏陀の怒りをかったという戒めの物語です。

朗読の次に頭の体操の紙が配られた
その用紙には意味不明のカタカナとひらがなで書いた文字が並んでいました。
ヒバマリラワ  ンリリユドウ  モススクコキ ほかたくさん
この字の中に二つの花や昆虫、野菜等々が隠れているのでそれを平仮名で書きなさいという問題でした。これは難問でした。百点を取るのが大変でした。

次に4月からしなかった誕生会をすることになり、8名の該当者に赤飯を配りハッピーバースディトウユウの歌を合唱してお祝いしました。

お茶会でアイスを全員に配った
いいね金沢健康体操
 2,3か月前から新しく2,3名の方が参加されるようになりました。まだ数名の参加が可能です。高齢者の孤立が最も健康を害するといわれます。皆さん、遠慮気兼ねなく一度体験してみませんか。スタッフ一同お待ちしております。


2019/08/11

荒屋団地町会盆踊り大会で過去最高の賑わい

荒屋団地町会の主力行事の一つである盆踊り大会が、昨日(10日)午後6時から開催され参加者の皆様が真夏の夜のひと時を楽しく過ごされました。
各模擬店も大賑わいの盛況ぶりで、焼きそばが7時過ぎには売り切れの状況となりました。

開始前から子供会の模擬店が大繁盛

金魚がいない金魚すくいが大人気
定刻6時丁度、中山町会長のあいさつで幕開け
プログラム№1はパプリカ

いま、小さな子供たちが夢中になっている曲があるんだそうです。それが、小3から中1の男女5人組ユニット「Foorin(フーリン)」が歌う「パプリカ」という曲。

作詞と作曲を米津玄師(28)が手がけ、“2020年とその先の未来に向かって頑張っている全ての人を応援する”という「2020応援ソングプロジェクト」として制作されました。


ところが、当初の目的を超えて、いま社会現象になりつつあるというのです。ネットでも、驚きの目撃証言が続出。この曲が流れると、「10ヵ月の息子が泣き止む」とか、「スーパーで知らないこども同士の合唱になった」とか、「1歳児から4歳児が踊りまくってた」など、「パプリカ」旋風はとどまるところを知りません。 

当然、これまでにもみんなが口ずさめる曲や、振付けが大流行する曲はありました。しかし、話を聞いていると、「パプリカ」はその両方を満たしているようなのです。
そのほか、ドラえもん音頭が流れると我先に櫓に登り踊り始める子供さんもありました。

続いて来賓の皆様方からお言葉をいただきました。

奥出公民館長のお言葉
麦田市議のお言葉
そのほか、西田千坂校下町連会長のお言葉も頂きました。
一方、テントの中では各模擬店の料理づくりに奮闘が続いていました。特に焼きそばの人気が高く、早々に250食余りが売り切れとなってしまいました。

ビンゴゲームが始まった

フランクフルトと串焼き作業に奮闘中
懸命な焼きそば作り
蓋をして輪ゴムをかければ商品となる焼きそば
交友会模擬店「生ビールいかがですか」
「どれでも100円ですよ!」クラフト同好会の模擬店
執行部の受付は大忙し
この人出は尋常ではない!
ビンゴゲームが始まった!
百坂町女性会の皆様が駆けつけて頂き会場が一層華やいだ
お待ちかねの「抽選会」が始まり、皆さんが「当たりますように!」と祈った
皆戸副会長により当選者が発表された
中山町会長より賞品授与された
再び大人気のパプリカの曲がかかって大はしゃぎ

最期の盛り上がり
第54回荒屋団地盆踊り大会の最後の曲「河内おとこ節」で思い残すところなく踊り、全てのスケジュールが終わりました。

盆踊り大会の終了を告げる副会長のあいさつ
昨年から導入された本盆踊り大会開催にあたり、設営等にご尽力された約50名余の皆様方と反省会兼懇親会が直ぐに開催されました。



普段顔を合わせたことがない人も一緒になって汗を流したことで、また新しい絆が生まれました。一昨日の午前8時から開始された作業は、炎天下で汗が噴き出す中、積み込み、運搬、取り卸し、組み立て付け作業が行われ、本日(11日)は午前6時30分から撤去運搬格納まで獅子奮迅の働きをされた皆様に、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。