事前に昔遊びをするボランティア協力者を、全児童の父兄と地域の諸団体を通じて募集が行われました。
その結果、40名前後の協力者があり、お手玉、メンコ、ビー玉、紙飛行機、あやとり、まりつきの「名人」にまつりあげられて遊び方を指導しました。遊びの種目で昨年まであった「けん玉」がボランティア応募者の中に〇印を付けた方が皆無だったため、今回取りやめになったようです。
当町会では5名(男2、女3)が参加しました。
外で遊ぶ子供たちの姿を見かけることがほとんどなくなりました。家で何をしているかといえば、ゲームに熱中。
友達が遊びに来てもお互いがゲーム機と睨めっこしているだけで、友達と一緒に遊びに興じた吾々の年代には異様な光景に映ります。これでは心のコミュニケーションがない状態で成長し、社会人になって対人関係に問題が発生する懸念が持たれます。
そんな中、地域住民が昔の遊びを子供たちに教える機会を作っていただきました。ボランティアの皆さんはとてもいきいきとして、昔の遊びの極意を児童の前で披露され、名人技に目を輝かせて見とれた後、自分たちもはしゃぎながら昔遊びにチャレンジしていました。
ボランティア控室で |
昔の遊びを教えてください |
教室に入ってきた15人の児童と紙飛行機を作りました。児童に色紙が配られ、それをどのように折るか手順を示したところ、正方形の色紙で折るのが初めてだったことから、途中で折り方を変えなければならなくなりました。先生に広告チラシが最適なのですがと伝え、準備してもらい最初から折ることにしました。
完成したので「飛ばしてみよう」と云ったところ大歓声があがりました。
40分で2グループを指導しましたが、もう少し時間があれば・・・・と感じました。
また控室に戻り、児童がお礼のメッセージを書いているのでしばらく待っていてくださいと案内がありました。やがて児童がリボンがかけられた封書を持ってきてくれました。紙飛行機を作った児童からお礼のことばを書いた手紙が入っていました。
「家に帰って作ってみたいです。ありがとうございました。」
ボランティアに参加した甲斐があったと感ずる幸せのメッセージがたくさんありました。
さて、ボランティアに参加した全員に60周年記念として作成された「下敷き」が配られました。
その表に千坂小学校全景、裏面に全児童の集合写真が。
出来栄えがとても素晴らしいのでご紹介します。
千坂小学校全景 |
心当たりの児童を探してみよう |
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