荒屋団地町会がうしろ盾となって創設した「荒屋団地お助け隊」に、友の会に入会して間もない会員から、先日、隊長に「シャワーのホースと金具の接続部が破損したので修理してもらえないか」と依頼があり、早速隊員に連絡を取り修繕を依頼した。
依頼された隊員は元上下水道工事業を営んでいた人。早速依頼のあった家に赴き、調査したところシャワーホースが劣化して接続金具も不具合があり、ホースが外れたものと分かった。
金具をホームセンターで調達して修繕に着手。作業時間2時間で完了。
料金は材料費の実費1000円と作業料500円/時×2で1000円の合計2000円でOK。
「本当に迅速に、かつ、安くしてもらい、ありがたい」と喜びの声。
2,3日前から、友の会に入会したいと申し込みが徐々に増えている。
隊員は工務店経営、機械関係専門職等、高度な技術を保持している人、民生児童委員や軽作業ができる人など多岐にわたっている。これにより、庭の除草や剪定、除雪、電球交換等、高齢者の支援ができる体制が整ってきた。
町内居住の有志集団の隊員で組織されているので、顔見知りの人に支援してもらえるメリットは、経済的のほか安心感に大きなものがあるといえよう。
現在20人ほどの隊員であるが、定年退職した人に声をかけ、さらに増大する作業量に対応する予定である。
「高齢弱者は地域が支える」をモットーとして誕生した「荒屋団地お助け隊」の活動は、全国から注目されるようになると思料されるところである。
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