2011/11/12

晩秋の世界遺産五箇山集落へ研修旅行

 1月10日(木)、荒屋悠々サロンボランティアスタッフ(荒屋悠々クラブ)の17名が、金沢市福祉バス(まなびー号)を利用して世界遺産五箇山集落へ研修旅行に行ってきました。

  最初に訪れたのは福光美術館。ここには棟方志功が戦後東京から福光に移住して数年過ごしたこともあって、美術館には遺作が多く展示されています。
  説明員によると、ダイナミックに彫刻された版木に紙をあて、その上から彩色された版画は志功独特の方法だとか。
  美術館には南砺市出身の画家の素晴らしい絵画がずらりと展示されています。
  30分もあれば行けますのでお勧めの美術館です。
  そこを後にして世界遺産「相倉合掌造り集落に向かいました.
滋賀県からの絵画ツアー客
 集落に入ってまず目に留まったのは、数十人の絵画ツアーの皆さんがキャンバスに向かって筆を運んでいる姿でした。
 集落を歩いていると、お婆ちゃんが自分の家の前で、お嫁にきて今までの生活を話してくれました。
 茅葺屋根の葺き替えについて尋ねたところ、太陽の当たる前は長持ちするが、裏側は寿命が短いのだと話してくれました。 

合掌集落の前でスタッフ記念撮影
  ここを後にして五箇山合掌の里に向かい、そこで報恩講様料理をいただきました。

報恩講様料理
 食する前に、報恩講様料理について詳しく説明していただきました。

報恩講様料理
  食事のあと、昔懐かしい囲炉裏を囲んで合掌造りの説明を聞きました。
合掌つくりの説明を受ける。
 元土木技術者として、合掌造りは風圧、地震に強靭な理由が「柔構造」にあるとの説明に納得。
 急な階段を上り2階と3階を見学しました。

 次に向かったのはすぐ近くの菅沼合掌造り集落でした。

世界遺産「菅沼合掌造り集落
 集落は間もなく訪れる「冬」に備えて、雪囲いの取り付けが始まっていました。
 3m以上の豪雪はあたりまえだとか。冬期の厳しい生活が偲ばれます。
 帰りは道の駅でおみやげをどっさり。赤カブが大人気でした。17名のスタッフ全員が「楽しかったねぇ」と。
 悠々サロンを支えていただいている皆さんが大いに英気を養うことができた研修旅行でした。






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