2011/11/16

廃棄物対策推進員研修会が開催

昨日(15日)、金沢市廃棄物対策推進員を対象にした研修会(現場見学会)が開催されました。

 各校下から2名が任期2年として金沢市から廃棄物対策推進員として任命された人で、千坂校下では福久町会長と荒屋団地町会長がその任にあたっています。
 
 今年度は近江町交流プラザで2回の研修会が開催され、昨日は推進員40数名が戸室のリサイクルプラザに集合し、富山県射水市にあるハリタ金属(株)の射水リサイクルセンターに向かいました。

資源ごみリサイクルについての説明会場
 ハリタ金属の説明者から、資源ごみのリサイクル実態について説明がおこなわれました。

説明の後はバスに乗りながら工場見学。本工場敷地は広大、テレビ、パソコン、冷蔵庫等の家電廃棄物が山のように積み上げられており、そのほか自動車や大型金属くず等々も所狭しと処理を待っている状態でした。
 処理場は各資源ごみ種別ごとに設置されており、大きな処理施設である建物棟もごみ種別ごとに連担して壮観。

 それらを車窓から眺めた後、高岡本社工場に向かいました。そこはテレビと洗濯機を処理している工場でした。

テレビの処理プロセスを見学

手作業によるブラウン管の分解作業

廃棄テレビのストックコンテナ
 7月から地デシ化移行に伴い、月平均3万台であったものが10万台に急増したとのこと。

 私達がが3,000円前後の処理料を支払って処分していることについて、リサイクル業はどのように成り立っているか質問しました。
 回答によると、メーカーから委託契約を受け資源として製品化し、その売却益等を含め「利益がないように」事業を行っていると不思議な説明がありました。

 県内のごみの大部分は当該工場で処理されています。本研修で得るものが多かったと実感しています。

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