2011/08/28

荒屋団地自主防災会 防災訓練

 本日(28日)、午前7時30分から荒屋町児童公園において防災訓練が実施されました。
 この訓練は、千坂校下自主防災会が防災訓練の一環として、23町会自主防災会に「まちなか訓練」として校下一斉に実施されたものです。
 当町会自主防災会では、避難訓練と非常食糧の炊き出し訓練、供給訓練が実施されました。



 避難訓練は、各班長が班内の世帯主と男女別人数、及び避難状況、被災状況を一覧表にした避難・災害等情報集計表に基づき、避難した人の点呼を行い、その結果を集計表に記入する方法で実施されました。

 その結果、男性37名、女性35名、総数72名が避難訓練に参加されたことが判明しました。
 東日本大震災があったことから、防災意識が昨年より強くなっているようで、昨年の参加者よりほぼ倍増した結果となりました。

 近年、防災を減災と呼ばれるようになりました。
 浅野川氾濫による水害では、避難連絡が住民に伝達できなかった問題が発生しましたし、東日本大震災でも津波警報が出て避難を呼びかけても「まだ大丈夫だろう」と自己判断した多くの住民が津波に飲み込まれました。
 そんなことを教訓に、避難勧告が出た場合、即、避難行動に移ることが極めて大切です。先ず自分の身を守る、次に家族の安全を確認し、向こう三軒両隣の安全を確認し、救助が必要な場合は隣近所に声をかけ救出することが減災に結びつきます。
 災害時に日頃の「絆」があるかないかで大きな違いが生じます。                                               
 町会はこのためにも絆づくりに全力を尽くさなければならないと考えます。
 今回の避難訓練で、初めて非常食糧の炊き出し訓練と供給訓練を実施しました。

 1箱50食入りのアルファ米は、箱の中にどのように入れられているのか、開梱して収納物を一つ一つ取り出しながら丁寧に説明が行われました。

 その後、実際にお湯を注ぎこみ、炊き出し訓練を行い、出来上がった「おこわ」をパックに盛り付けて参加者に配付する供給訓練を実施しました。


 非常食糧は、校下自主防災会から100食分2箱が支給されましたが、そのうちの1箱は事前に役員に自宅でパック詰めまで行ってもらい今回の参加者に100食分全てが配付されました。

 避難訓練が終わり、先週の盆踊り大会で後片付けが雨のためできなかったテント2張りを撤去し運搬格納まで終えました。

早朝から避難訓練に参加された皆様に心から感謝を申し上げます。ご苦労様でした。



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